”ふたりソロキャンプ”の草野雫はうざい?かわいい? 感想を語る

知人に勧められて「ふたりソロキャンプ」なる不思議なタイトルの漫画を2巻まで読んでみました。

ふたりソロキャンプ

ふたりソロキャンプとは、一人でキャンプするのを基本としつつ、現地で微妙な距離をおいてもう一人がテントをはってキャンプをし、作った料理を満喫する時だけ一緒に楽しむというスタイルを指しています。

何かこの距離感が今風でいいですよね!

そしてアマゾンレビューを見ると、この作品に登場する草野雫さんという女子大生がうざいという意見が目立っていたので、この女性のことをからめつつ本作の魅力を紹介します。

草野雫さんのどこがうざいのか?



本作品の主人公は樹乃倉厳という一人でキャンプ(野営)することを愛する34歳の男性です。

1巻の冒頭は、この樹乃倉が電車とバスを乗り継ぎ、美しい自然の中でテントを張り、薪を割り、焚き火をおこし、自然を満喫する美しい描写で始まります。

自然に囲まれ誰もいない自分だけの世界は、好きな人間にとっては最初の大きなカタルシスをもたらしてくれます。

ところがです。

目をつむって五感で自然の美しさを味わいながら歩いていると、突如目の前に若い女性の下着姿のヒップがアップで登場するのです。

あまりの突然の出来事に動揺した樹乃倉とこの女性(草野)は大勢をくずして樹乃倉が草野の上に覆いかぶさるように転倒してしまうのです。

典型的なラッキースケベですw

何でも草野は川に落ちて濡れてしまったので見つけた樹乃倉の焚き火で服を乾かしていたと。

おまけにテントをレンタルするつもりがレンタル屋がないのでテントを貸してくれ、さもないと自分を襲おうとしたことを他の人に言いふらすぞと、軽く脅してくるのです。

これはさすがに女性視点でみてもNGのふるまいでしょう。

人の都合もお構いなしにわがままが通ると思ってやがる...優しくしてもらうことに慣れきってるタイプ...



この樹乃倉の言葉が草野のうざさをよく表わしています。

せっかくのソロキャンプがまさに台無しになりそうな展開です。

こういう言動をするだけで、男性から見ても女性から見ても草野の人間性は勘弁!といったところなのですが、これだけで終わらないところがまた面白いところなのです。

美しい自然の中で堪能する調理、食事とビール、そしてキャンプ道具を扱う醍醐味



作品冒頭のつかみとしては上記の申し分ない展開で始まる本作品は、この後、本来のキャンプの素晴らしさを描写する展開となります。

自然の中で味わうビア缶チキンやトマトリゾットの旨さ、静かな大自然の中での星空の美しさ、フェザースティック作りなどなど。

ビア缶チキンはこちらの動画などご参考に!やってみたくなりますよね。


自然や料理の五感を伝える絵がとてもうまく、音や香りが目の前に広がっていく感覚を味わえます。

また、フェザースティックなど道具に関するうんちくも詳細に記述されており、知らない知識をわかりやすく学ぶこともできます。

思わず更にYouTubeで実際の作り方動画をみたくなります。


やってみたくなりますよね。

こんな感じで知識欲を刺激してくれるので、どんどん漫画を読み進めたくなっていきます。

草野雫さんは実はかわいいところもある?



自己中で他人の思いに無頓着な草野ですが、2つのいいところも持ち合わせているところが本作品の魅力にもなっています。

一つはこの草野、手際よくキャンプ料理ができ、味付けもうまいのです。

調理専門学校に通っていることもあり、先のビア缶チキンやトマトリゾットだけでなく、野菜巻き串、豪快マッシュルームのベーコンロール串、生ピーマン×ドライカレー、スパイシータンドリーチキンなどを樹乃倉にふるまうのです。

ひと口食べた後の二人の幸せそうな表情を見ていると、美味しそうな料理の描写と相まってこちらも幸せな気持ちになれます。

もう一つの草野の魅力はシンプルにルックスはエロ可愛らしいところです。

おいしい料理を口にした直後は表情がデフォルメされて脱力系の顔で描かれます。

一方冒頭のパンツ姿だけでなくちょこちょこ微エロというかややセクシー描写が挿入されていき、男性諸君の五感をゆさぶってくるのです。

うざい性格でめんどくさそうだなーと思いつつ、二次元の世界なので直接的被害は読者にはもたわされないわけで、マイナス要素とプラス要素の中で心を揺さぶられる存在といったところでしょうか。


こんな感じで人間ドラマ、おいしい料理、美しい自然、キャンプ道具にまつわるうんちくが次から次へと展開していくのが本作品です。

キャンプ好きだけでなく、自然の中でストレスから開放されたいと思うアナタにオススメですよ!


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