アナと雪の女王2~正直な感想と後から思った壁の意味

アナと雪の女王2(2D・吹き替え)を正月休みに観てきました。

アナ雪2

世界興行収入が19/12/27までで12.3億ドル超えで、前作(12.7億ドル)を抜くのも時間の問題のようです。

武内 駿輔のオラフがパワーアップしていていい味だしているなあ

水や氷を中心にディスニーの映像表現、相変わらず凄い

エルサの髪を下ろした姿が艶かしくて美しい

松たか子はやっぱり歌うまい!(未知の旅へー)

などなど、感性的に感じるところは多々あったのですが、、うーん。

ストーリーに正直感情を掻き立てられなかったです。

エポックメイキング作だった作品の続編であり、興収がとんでもないことにもなっていることもあって、多くの人がポジティブなSNSの投稿になびきがちなんですが、、。

辻褄合わせと奥行きをもたせるためにちょっといじり過ぎた感があります。

カタルシスのポイントがない。

観終わってあれこれ伏線がどうだとかで考察できるポイントはあるようには思いますが。


その中で僕らが生きている現実世界へのメタファーという視点に絞って考えてみると、「壁」というテーマ性が重要な意味をもっているなとは思いました。

ここでの壁には2つの意味があります。

一つは多様な人々を隔てる意味での「壁」、もう一つは一人の人間が生きていく上で乗り越えないといけないハードルとしての「壁」です。

本作では精霊が霧の壁を作り、ノーサルドラ人の民とアレンデール王国の兵士達を魔法の森に閉じ込めていましたね。

その原因となったのがダム~本作のストーリーにおける因果の大元~です。

このダム、ルナード国王が平和の証としてノーサルドラ人にプレゼントしたものでしたが、実は罠で両国の戦争を引き起こし、精霊の怒りと霧の壁の原因となっていました。

終盤、アナがアースジャイアントの力を使ってこのダムを破壊します。

つまり、ダム=壁=人心のダークサイドの象徴ですね。

昨今ですとトランプ大統領が拡張を進めるメキシコとの国境の壁が有名ですが、これだけでなく、世界の人々を分断する壁は増え続け70を超えていることがわかっています。

この動画の映像やグラフ(0:15~)はなかなか衝撃的なファクトです。



何度も過ちを犯し続ける人間の姿です。

一方エルサが両親の難破事故の謎を探るべく、ダークシーの荒波の高い壁に何度も立ち向かう姿は荒れ狂う海(水)とエルサの氷の魔法のCG描写の素晴らしさと相まってとても印象的です。



現実世界においても分断される世界を変えようと、様々なハードルを乗り越えるべく取り組んでいる人も多数います。

卑近なところでも、新年ということで新たなチャレンジ、つまり自分自身の壁を乗り越えようと決意を新たにされている方も大勢いらっしゃるかと思います。

そう、まさに新年にふさわしい”Into the unknown/未知の旅へ”というメッセージにつながるわけですね。


大それた目標でなくても、一つ一つ自分のコンフォートゾーンを破っていきたいものですね。

僕にとってはそう改めて思わせてくれた映画でした。

仕事で関係するものの、エンジニア職ではないとあまり勉強していなかったCGまわりのことに今年は時間をさこうと考えています。
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