マイホームヒーロー2巻最新話までのあらすじと感想〜スリルと騙し合いがやっぱり面白い
先日待望の2巻が発売になったので早速買って読みました。引き続き面白いです!

1巻のあらすじはこちら。
殺人現場の零花のマンションにて、死体を刻んだ風呂場の腐敗臭を取り除くために重曹を活用する哲雄。
何かの通報があったらしく、警察官がマンションの各部屋に聞き込みにくるも、居留守を使う。
何かがバレたのかとあせる哲雄。
作業を終えて自宅に帰る途中、今度は殺した男、延人の一味に顔を覆われて拉致されてしまう。
同じ頃、自宅では妻の歌仙も同様に拉致されていた。
一味は行方不明の延人の唯一の手掛かりとしてこの夫婦を襲ったのだ。
哲雄への厳しい拷問が始まる。
拷問を主導していた恭一という若い男も実は組織の上の立場にいる男(殺された延人の兄弟)から脅されていた。
哲雄が様々な質問をされ、暴行を受けた後、話に矛盾がないか今度は同じ質問が自宅で捉えられている妻の歌仙にもされる。
これで終わりかと思われたが、哲雄はこんなこともあろうかと、想定問答集を作り、妻と共有していた。
妻の絶妙な受け答えもあり、妻を拉致していた一味はこの夫婦をシロと見なし、恭一に伝える。
更にこれ以上危険な目にあいたくない一味は、恭一のいき過ぎた行動にストップをかけるべく、上層部に事情を伝える。
上層部の窪という男は恭一に撤収指示を出す。
組織から指示された延人捜索までのタイムリミットは残り4日。
恭一は哲雄の縄をほどくも、結局延人が見つからなければ哲雄を殺すという。
またも絶対絶命のピンチに立たされた哲雄は知恵を働かせ、なんと2人で組んで延人を探すことを提案する。
でっち上げのストーリーを作ってこのピンチを切り抜ける作戦だ。
どう相手を欺くかの頭脳戦がまたまた展開していく。
恭一も馬鹿ではない。こっそりと哲雄のスマホに盗聴と位置情報追跡のアプリを仕込む。
2人は延人が行方不明になる前日の行動を追う。場所はキャバクラ。
延人が付き合っていたというキャバ嬢から情報を聞き出す哲雄。
そして延人が組織を裏切って金を盗んだこと、SNSの裏アカウントの存在を知る。
哲雄はスマホの盗聴の存在に気付いていたため、この秘密は恭一に知られていない。
店を出ようとすると、今度は1千万円を請求され、払えないなら仕事をしろと言われる。
単独行動した恭一への組織からの嫌がらせだ。
仕事は二つの組織で取引される鞄を奪ってこいという手荒いものだった。片方の組織は武闘派強盗団なのだ。
鞄が取り出されたところで車で突っ込むことになる二人。
相手は銃を乱射。車は大破してしまう。
なんとか逃げ出した二人。恭一は銃に撃たれ負傷していた。
そこへ恭一の組織の上層部、窪が現れる。はたして二人はどうなるのか。。
一巻に続きスリリングな展開がとても面白いです。
腐臭を消すための重曹と新聞紙の使い方、敵と組んでどうピンチを脱していくか知恵を絞っていくところ、キャバ嬢から秘密を引き出す攻めの展開、相手のセリフから盗聴をあらかじめ見抜く哲雄の行動などが特に読み応えがあります。
冴えない中年の男が家族を守るために殺人に手を染め、泥沼に落ちていくところはますますドラマ「ブレイキング・バッド」のようになってきました。
化学的知識の活用もあのドラマを彷彿とさせます。
となるとこの先、敵を欺くために別の犯罪に手を染め、元に戻れないところまで突き進んでいく可能性大ですね。
敵の上層部に入り込んでの更なる頭脳戦を期待します。
※2018/3/9更新
3巻の感想はこちらです。

2巻までのあらすじ(ネタバレ含む)
1巻のあらすじはこちら。
殺人現場の零花のマンションにて、死体を刻んだ風呂場の腐敗臭を取り除くために重曹を活用する哲雄。
何かの通報があったらしく、警察官がマンションの各部屋に聞き込みにくるも、居留守を使う。
何かがバレたのかとあせる哲雄。
作業を終えて自宅に帰る途中、今度は殺した男、延人の一味に顔を覆われて拉致されてしまう。
同じ頃、自宅では妻の歌仙も同様に拉致されていた。
一味は行方不明の延人の唯一の手掛かりとしてこの夫婦を襲ったのだ。
哲雄への厳しい拷問が始まる。
拷問を主導していた恭一という若い男も実は組織の上の立場にいる男(殺された延人の兄弟)から脅されていた。
哲雄が様々な質問をされ、暴行を受けた後、話に矛盾がないか今度は同じ質問が自宅で捉えられている妻の歌仙にもされる。
これで終わりかと思われたが、哲雄はこんなこともあろうかと、想定問答集を作り、妻と共有していた。
妻の絶妙な受け答えもあり、妻を拉致していた一味はこの夫婦をシロと見なし、恭一に伝える。
更にこれ以上危険な目にあいたくない一味は、恭一のいき過ぎた行動にストップをかけるべく、上層部に事情を伝える。
上層部の窪という男は恭一に撤収指示を出す。
組織から指示された延人捜索までのタイムリミットは残り4日。
恭一は哲雄の縄をほどくも、結局延人が見つからなければ哲雄を殺すという。
またも絶対絶命のピンチに立たされた哲雄は知恵を働かせ、なんと2人で組んで延人を探すことを提案する。
でっち上げのストーリーを作ってこのピンチを切り抜ける作戦だ。
どう相手を欺くかの頭脳戦がまたまた展開していく。
恭一も馬鹿ではない。こっそりと哲雄のスマホに盗聴と位置情報追跡のアプリを仕込む。
2人は延人が行方不明になる前日の行動を追う。場所はキャバクラ。
延人が付き合っていたというキャバ嬢から情報を聞き出す哲雄。
そして延人が組織を裏切って金を盗んだこと、SNSの裏アカウントの存在を知る。
哲雄はスマホの盗聴の存在に気付いていたため、この秘密は恭一に知られていない。
店を出ようとすると、今度は1千万円を請求され、払えないなら仕事をしろと言われる。
単独行動した恭一への組織からの嫌がらせだ。
仕事は二つの組織で取引される鞄を奪ってこいという手荒いものだった。片方の組織は武闘派強盗団なのだ。
鞄が取り出されたところで車で突っ込むことになる二人。
相手は銃を乱射。車は大破してしまう。
なんとか逃げ出した二人。恭一は銃に撃たれ負傷していた。
そこへ恭一の組織の上層部、窪が現れる。はたして二人はどうなるのか。。
感想とこの先の展開予想
一巻に続きスリリングな展開がとても面白いです。
腐臭を消すための重曹と新聞紙の使い方、敵と組んでどうピンチを脱していくか知恵を絞っていくところ、キャバ嬢から秘密を引き出す攻めの展開、相手のセリフから盗聴をあらかじめ見抜く哲雄の行動などが特に読み応えがあります。
冴えない中年の男が家族を守るために殺人に手を染め、泥沼に落ちていくところはますますドラマ「ブレイキング・バッド」のようになってきました。
化学的知識の活用もあのドラマを彷彿とさせます。
となるとこの先、敵を欺くために別の犯罪に手を染め、元に戻れないところまで突き進んでいく可能性大ですね。
敵の上層部に入り込んでの更なる頭脳戦を期待します。
※2018/3/9更新
3巻の感想はこちらです。
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