組み合わせから生まれた、最近のヒット商品とそのパターンを解説します

創造とは





創造とは、人が異質な情報群を組み合わせ統合して問題を解決し、社会あるいは個人レベルで、新しい価値を生むこと。


出所:日本創造学会 高橋誠氏


この言葉の通り、話題になるヒット商品・サービスは、歴史を紐解くと、既存のアイデアをうまく「組み合わせ」、試行錯誤の末に生まれたものであることがわかります。

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最近のヒット商品・サービスとして、裸芸のアキラ100%と、ポケモンGOをここに取り上げてみたいとおもいます。

ヒット商品・サービス1) 裸芸


裸芸元祖の井手らっきょ


裸芸人の元祖はたけし軍団の井手らっきょさんでしょう。

スリムな上半身裸の身体にスキンヘッドという出で立ちでボケるだけで、80年代当時立派な芸でした。

最近でも都市ガスサービスのCMに出演されていらっしゃいますね。



裸芸にキャッチ―なアクションを加味した小島よしお


この裸芸に、ブリーフパンツ×シンプルなリズムダンス×「そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ、はい、オッパッピー‼︎」という印象的フレーズという組み合わせでゼロ年代にブレークしたのが小島よしおさんです。

彼は最近、この裸芸を子供向けに特化させて再ブレークをはたしています。



このようにターゲットを変えて内容をリメイクし、日々改善をはかっていくという手法は他のコンテンツづくりや商品開発でも取り入れられるはずです。

冒頭の「創造」の定義にあるように、世界中の子供達に笑顔をもたらすという社会的価値を生み出しているといえますね。

緩急を取り入れたとにかく明るい安村


上記二人が鍛え上げられた筋肉も売りだった体型だったのに対して、みるからにぽっちゃりで美しくはない体型をビキニパンツ姿であえて大勢にさらけだしたのがこのとにかく明るい安村さんです。

はずかしい体型× 「安心してください、穿いてますよ」という決め台詞×全裸に見えるポーズという組み合わせによる新たな価値創造といえます。

やわらかい表情と人を安心させてしまうはずかしい体型で人をリラックスさせ、きわどいポージングで決めるという緩急が笑いという価値を生んでいますね。



緊張と緩和からの笑いを極めたアキラ100%


2017年の R-1ぐらんぷりで優勝をはたし、一躍人気者となったアキラ100%さん。

こちらはスポーツインストラクターも務める鍛え上げられた美しい身体×本当の全裸にお盆1枚の回転技やポージングというシンプルなもの。



余計なものを一切剥いで磨き上げることで、放送事故へのリスクという緊張感を作り出すことに成功しているといえますね。

AR位置ゲーム×著名IPという組み合わせ第一弾、ポケモンGO


2016年から日本のみならず世界で大ブレークしたこのARゲーム。

こちらも組み合わせから価値創造されたヒット商品の典型といえますね。

イングレス」などで徐々に熟成されてきたAR技術×街歩きによる発見×収集・育成というゲームシステム×ポケモンという世界的IP(コンテンツ)という組み合わせです。

今後AR技術は更に進化するのは間違いないでしょうから、収集・育成以外のゲームシステムを主軸とした新たなヒットARゲームが登場してくるのは時間の問題でしょう。

実際、ポケモンGoの開発会社であるナイアンティックではその後、ワーナー・ブラザースと組んで新たなARゲーム「ハリー・ポッター:魔法同盟」を開発中です。

2019/5/16には新たなトレーラーを公開して、ゲームの事前登録を開始しました。



これはまた世界的なムーブメントになりそうですね。

余談



なぜこんな記事を書き始めたかというと、実はアニメ「サクラクエスト」4話の中に、伝統と最先端技術の融合による町おこしネタが登場していたことがきっかけでした。

伝統工芸の彫刻に、技術屋で発明を手掛ける間野山の町民が開発していたパワードスーツを組み合わせて町を活性化させるネタにしょうとします。

しかし、このアニメで町民は彫刻の伝統を守る職人に、伝統工芸への深い理解がないことをあっさりと見抜かれ、あえなく却下されてしまいます。

今までにはない組み合わせのアイデアを考え作りあげるところまではよかったのですが、冒頭の「創造」の定義にある、「問題を解決し社会レベルの価値を生む」というところに失敗した例ということになりますね。

アイデアの組み合わせ、時代にあった価値への昇華、関係者への提案、実行力と、実現にはいくつかのステップが必要になり、どれかが欠けていると途中で頓挫してしまいます。

最終的には折れない精神力がモノを言う世界といえますかね。




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