星野源とは何者なのか? 

昨年末の大ヒットドラマ「逃げ恥」に出演し、その主題歌である「恋」の作曲者である星野源。

ドラマではそのルックスどおりの絶食系男子、「平匡」を演じていたが、実際の彼は下ネタ大好きなマルチな才能の持ち主だ。

シンガーソングライターであるとともにインストバンドでギターを弾き、映像制作を手掛け、更に俳優、文筆家でもある。

年末の紅白でも今まさに時の人といった存在感を放っていたが、彼の才能の源はどこにあるのかと思い、彼の初めてのエッセイ集、『そして生活は続く』を読んでみた。
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そこにはこんなくだりが記されている。
「昔から 、この劣等感の塊のような自分から逃げたいと思っていた 。だからそんな自分を忘れさせてくれる映画や芝居 、音楽やマンガなどに夢中になった 。しかし夢中になればなるほど 、その逃避の時間が終わって普通の生活に戻る瞬間 、とてつもない虚無感に襲われた 。でも当たり前だ 。逃げているだけでは自分は変わらない。そこで私は 、その逃避できる世界を作る側に回りたいと思った 。」

この著書で彼は盛んに日常生活の面倒なことや勉強などが苦手で、バカなことばかりやって浮いたようなところがあった自分のことを謙遜気味に語っている。

そしてそんな自分から逃避するように、各種コンテンツの世界にひたって時間を過ごしていたと。

この時に蓄えた大量のインプットをもとにした妄想が今の彼の多彩なアウトプットを支えているように思えた。

一見常識的な基準からみると負に見えた側面をプラスに転じて才能を開花させた典型なのではと。

彼のインストバンド"SAKEROCK"の曲「ホニャララ」のPVで彼も制作に携わった映像などもかなり異色な趣きだ。


ジャニーズ系正統派イケメンでなく、EXILE系マッチョ男子でもない。

過度に格好つけない自然体。これらのことが今の悩み多い若者男性からも支持が高い理由なのではないだろうか。


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著者 ”さぐりん”の紹介

十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

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