外出しなくなる若者の未来 

昨日、国土交通省から発表された「全国都市交通特性調査」の結果はなかなかのインパクト。1987年の調査開始以来、平日、休日それぞれの外出率と1日の平均移動回数が過去最低を記録したとのこと。このファクトだけだと高齢化が原因なのではと思ってしまうが、平均移動回数を20代と70代とで比較すると、なんと20代の方が下回っているという。

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この要因として、国民全体での所得の減少に伴い、消費を抑えるために外出を減らしていることが考えられる。

実際、20代の給与は、下図の通りここ15年間で10%強減少している。
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もう一つの要因として考えられるのがテクノロジーの進化。外出しなくても大抵の物やコンテンツはネット経由ですぐに手に入るようになった。

若い人ほど生活は苦しい一方でスマホ利用率やITリテラシーは高いことが、世代間での逆転現象の要因か。

今後ますますこの傾向は強まりそうだ。AIで生活空間の自動化が進み、VRで仮想体験の奥行きが広がる未来。

ピクサーの"WALL・E"で描かれていた、太りすぎで車椅子で生活する退化した人間の姿を思い浮かべてしまった。
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実際、中国ではこうした卵型のイスに乗って楽しむVR体験施設がショッピングモール内に数千単位で広がってきており、今後は家庭にも進出していくのは時間の問題だろう。


今後もこうしたテーマを扱う作品が増えていくことだろう。

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著者 ”さぐりん”の紹介

十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

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