人の個性を知る映画「ファインディング・ドリー」

先日、障害をもったある経営者の講演会に行った。話の冒頭にこういう言葉があった。
「皆さん、ライターとストローには、ある共通点があります。何だと思いますか?」

わからなかった。
答えは実は両方とも、障害者が起点となって発明されたものだという。

ライターの発明者は、戦争で片腕を失った兵士、ストローの発明者は、生まれつき全身が動かない方なのだ。

障害者視点で考えられたこれらの製品は
今ではすべての人にとって便利なものになった。

障害のことだけでなく、病気、価値観、得意不得意、性別、年齢、セクシャリティ、宗教、人種など、この世界は多様性の固まりであり、唯一絶対は存在しない。

しかし、多様性は対立と混乱を生み、シンプルさへの人の渇望は、これらの多元軸を一本化しようとする。IQ、偏差値など。

わかりやすいが、そこから見えなくなったものを捨象してしまう。

そして、偏見・差別・いじめが起きる。

異質なものは怖い。これも人間の自然な心理。

しかし、見方を変えればそこには自分にない長所や新たな発見があるのだ。

短期記憶に障害をもつドリー、7本足のハンク、視力が弱いデスティニーらを見ていてそんなことを考えた。
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