コメディと化したミステリー「IQ246〜華麗なる事件簿〜」 

本格ミステリーとの触れ込みだったが、犯行とその謎解きはかなり低レベル。「古畑任三郎」のようにむしろ濃いキャラクターたちとの会話の妙を楽しむコメディドラマの印象だ。以下、その笑いを誘う要素だ。 
 

法門寺 沙羅駆と和藤 奏子


和藤は法門寺のお目付け役として配属された新人刑事だが、沙羅駆が事件に手を出さないよう止めるどころか、完全になめられて、法門寺のお手伝いにまで笑われる始末。柔道初段との触れ込みだったが、逃げる犯人の早乙女 伸を捕まえ背負い投げしようとして全く持ち上げられず、ギャグシーンと化している。
201610220618238a6.jpeg


警視庁の山田 次郎と今市 種子


ハーバード主席卒業で自らの能力を鼻にかけている山田と現場叩き上げで気が強い今市という対象的な二人。山田が何かと英語を混ぜで話す度に今市が「英語話すな!」と突っ込みを入れる様は漫才としか言いようがない。

クリエイティブディレクターの早乙女 伸


早乙女は完全犯罪をある人物から指南されたとのことだが、犯行の隠蔽工作があまりに杜撰で、IQ246という触れ込みの法門寺が謎解きと犯人を追跡する過程がもはやギャグにしかみえない。

法医学専門医・監察医の森本 朋美と法門寺


法門寺の死体に対する推理が自らの専門知識からの推定とピタリと一致し、死体好きとして法門寺の頭脳のファンになるという、もはや現実ではありえず、笑うしかない設定となっている。

第2話では犯行の舞台、ストーリーを変え、新たなキャラクターを登場させた上に上記の笑いのツボを絡ませて攻めてくるのだろう。はたしてどんな笑いを提供してくれるのか。


関連記事


著者 ”さぐりん”の紹介

十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

こちらからフォロー、継続購読していただけたら、嬉しいです。


follow us in feedly

Comment

Add your comment