生活意識の変化~和風料理離れ、友人は少なく、恋愛減、遊びは家で

博報堂生活総合研究所による1992年から2018年まで26年間にわたる生活定点調査※をみていて、いくつか発見があったのでご紹介します。

※首都圏40km圏、阪神30km圏20-69歳男女3,080人(2018年)をもとにした調査

和風の料理が好きな人が4年間で9ポイントも低下



和風の料理が好きと回答した人の割合
和風の料理が好き

上記グラフの通り、2014年以降、全年代で9ポイントも低下しています。

健康志向が強まっている昨今でこの結果は意外でした。

特に和風が好きな人が最も多い年代の60代では17ポイントも低下しています。

この調査だけではその原因はわかりません。

ただここ数年の急激な下降カーブをみると、スマホで多様なレシピが短尺動画で無料で見られるようになり、親から受け継いだ和食以外のレシピに気軽にチャレンジできるようになったことが一因かと思いました。

僕はKurashiru(クラシル)という動画レシピを愛用しており、例えばイタリアンと検索すれば、このように簡単に動画レシピが出てきます。

Kurashiru.png

友人は多ければ多いほどよいと思う人が20年間で半分以下に



友人は多ければ多いほどよいと思うと回答した人の割合
友人は多ければ多いほどよいと思う

これは衝撃的な数字ですね。

データを取得開始した1998年から毎年下がり続け、男女とも半分以下にまで落ち込んでしまいました。

特に女性は1998年の57%から2018年には17%にまで急減しています。

少子高齢化と経済低迷、改善しない女性の労働環境、価値観の多様化、SNSの普及などが関係しているのでしょうかね。

合わない人との付き合いは面倒という意識が高まっているのでしょう。

SNSの普及で従来の固定化された人間関係に縛られる必要は薄まっていますからね。

いくつになっても恋愛をしていたいと思う人は、20-30代では20年間で半減



いくつになっても恋愛をしていたいと思うと回答した人の割合
いくつになっても恋愛をしていたい

トレンドとしては既知のことですが、数字でみるとやはり凄いですね。結婚ではなく恋愛ですからね。

経済環境が悪化し、自分自身だけでも生き延びていくのが大変な世の中で、恋愛に時間とお金を使う余裕もなくなってきているということでしょうか。

下記のデータをみても、若い年代ほど自分に自信がどんどんなくなってきていることがわかります。

自力自信(自分自身の力による自信)があると回答した人の割合
自力自信(自分自身の力による自信)がありますか?

家の中よりも、野外で遊ぶ方が好きな人は全年代で低下



家の中よりも、野外で遊ぶ方が好きだと回答した人の割合
家の中よりも、野外で遊ぶ方が好きだ

やはりネットの普及と経済環境の悪化が要因でしょうか。

お金をかけずに楽しめるコンテンツがネットにあふれている上、一緒にでかける恋人・配偶者、友人も減る一方ですからね。

こんな社会全体の傾向でどう生きていくか



上記のデータをみると、ネガティブな側面が強いようにも見えますが、下記のように身近なことでの喜びは増加傾向にあります。

身の周りでよろこばしいことは多いと回答した人の割合
身の周りでよろこばしいことは多いですか?

楽しみは個人の工夫しだいともいえるわけです。

今の環境や自分をだめだと思うか、こんな変化の時代だから逆にまわりの人と異なることをしてチャンスを捉えるかは、まさに個人の意識の問題ですね。


僕は最近会社の仕事が忙しくなって時間があまりとれなくなっている副業の時間を増やすこと、新しい交友関係を広げることが二大関心事項です。

思い立ったら、即行動ですね。


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