創世のタイガ 4巻からの教訓と感想〜新しいコミュニティへの接し方

命を救ってくれたティアリの部族に戦士として認めてもらうために、1対1の決闘をすることになったタイガ。

この4巻ではこの決闘シーンから始まります。

※1巻からの感想はこちら

創生のタイガ4

相手は自分よりはるかに体格のいい男。この男、実はティアリの兄なのです。

一見不利な状況下での戦いにどう臨むべきか。

タイガは元の現代社会における自分の格闘技経験からヒントをもらい、それを強みとして相手の「知らない領域」という弱点をつきました。

まさにあらゆる戦い方のお手本となるアプローチですね。

ここでタイガが感情的にまかせて肉弾戦に持ち込んだり、怖気づいて獲物のように逃げまどっていたりしたら、戦いに勝利することはできなかったでしょう。

戦いの結果は戦い方でほぼ決まるというわけです。

これは何も肉体を使った戦いだけでなく、ビジネスにおける戦い、競争にも当てはまることですね。

その後タイガと再会できた仲間たちは、タイガが戦士としてこの古代の部族から認められたことで、集落の柵の外で生活することを許可されます。

更には動物の毛皮をもらい受けたことで、安眠できる寝床を確保します。

未知の古代生活での動物の狩りの仕方、保存がきく肉の燻し方、共同生活での食べ物のシェアの仕方も学びます。

タイガとその仲間たちももらってばかりでなく、現代の技術を用いた木の台車を作り、部族にプレゼントします。

信頼関係の築き方のお手本ですね。


僕らの生きている社会も、多数の価値観の異なるコミュニティ、集団から構成されています。

自分らしく生きていくにあたってはこのようなタイガ達のふるまいは参考になります。


成果を出していないのに要求ばかりする。

勇気、自分への自信をもてず行動できない。

もらってばかりで自分から相手に価値を提供しない。


逆にこれらの自分だけのことしか考えないふるまいは、結局は自分がその集団内で生きづらさを感じ、その集団から去ることになります。

自分のために自分の持ち味を発揮しつつ、他者にも貢献する。


究極の自己追求は、他者とも共存するのです。



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