正直不動産3巻の感想~不動産の問題に直面する前にこのマンガを読め!

※2巻までの感想はこちら

正直不動産3


不動産業界の専門用語、仕組み、不動産会社・物件オーナー・物件購入者といった関係者の人間模様を、主に主人公の永瀬という営業マンの視点で面白おかしく学べるマンガです。


人は大人になる過程で必ず不動産の問題に向き合うことになります。

いつまでも親のすねをかじって同居できるものではないですからね。

大学入学のタイミングなどで実家を離れ、大学近くの賃貸アパートを契約する方も多いですね。

最近だとシェアハウスを検討する方も増えています。

そして社会人になって働きだし、結婚し、子供が生まれる、転勤・転職するなどライフスタイルの変化に合わせて不動産の問題はつきまとってきます。

よくニュースにもなる賃貸か購入かという論点だけでなく、どこに住むか、中古か新築か、どの不動産屋でどのデベロッパーのどの物件にするか、費用をどう工面するかなど、知識と知恵をもとに意思決定しなければいけない要素が沢山あります。

その割に不動産について学ぶ機会は受動的にはほとんどありません。皆無に近いですね

多くの人は予備知識・経験なしに、いきなり仕事の現場に放り込まれる状態になるわけです。

その割に不動産業界の仕組みや慣習は非常に複雑で専門用語だらけです。

にわか勉強ですべて適切に対処できるわけもなく、多くの判断ミス、失敗を経験するわけです。

僕自身の不動産失敗経験



僕が最初に不動産の問題に直面したのは大学2年生の時でした。

以前から漠然と一人暮らしにあこがれており、2年生になって大学生活に慣れたタイミングで実家を出ました。

特に意味はなく入りやすそうな不動産屋の門をたたき、大学近くの物件を紹介してもらい、費用と間取りの情報をもとに、下見をしてから契約しました。

不動産屋の担当の方からは「これはカッコいい!」と強烈に進められた物件でした。

ところがです。

この時の最大の失敗は、夜の辺りの様子までは下見をしなかったことです。

マンションの近くにややいかがわしい店があることがわかり、帰宅時に迂回して帰らざるを得なくなりました。

夜になって営業を開始する飲食店からの匂いも気になりました。

また、一軒家からいきない賃貸マンションに引っ越したので、あまり賃貸マンションの壁の薄さに意識が回らず、夜大きな音で音楽を流してお隣からお手紙をいただくという失態もおかしました。

そもそも不動産屋が最初の方で紹介してくる物件には、手っ取り早く儲けたいという意図がありますからね。

自分たちの儲け=顧客の儲けとはならないことが多いものです

そんなこともこのマンガでは具体的に描かれています。

3巻の構成~どこまで内容がわかるでしょうか



さて本作品の3巻ですが、目次をみるとこのようなタイトルが並んでいます。
  • 使用賃借
  • 融資特約
  • 預り金
  • あんこ業者
  • 借地権

不動産業界の専門学校以外では、学校のカリキュラムの中では一切登場しない世界ですね。

しかし現実生活で不動産の問題と一生向き合わない人はいないはずです。

非常に大きなお金が動き、自分のライフスタイルと密接に関わる領域です。

知識武装せずに相対するには相当ややこしい世界です。

落とし穴が無数にあります。

上記のワードがちんぷんかんぷんだった方は、ぜひこのマンガから不動産の世界に足を踏み入れてみてください。


人間模様が絡み合って非常に面白く描かれているので、一石二鳥ですよ。



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