五佰BOX(いほとせボックス)4巻最終話まで~浮かび上がる2つのメッセージとは?

最終巻となる4巻が8月23日に発売されました。

いほとせボックス4

※1巻からのあらすじ、感想はこちら

予想より速く完結となりいほとせロス気味です。。

パラレルワールドとその時間軸でつながった人々の人間模様がとても魅力的な作品でしたね。

最終巻ではやはり叶多と真樹はあちらへと行ってしまいます。

あちらとは?

3巻までお読みの方は想像がつくでしょう。

主人公の叶多はどこへ行ってもまわりの人のことをとても大事にする好感のもてる人物でした。

正に名前の通り、多くを叶える人物。

見習いたいものです。

最終コマでは1巻冒頭の和尚が再び登場し、こう言います。

一体どんな選択がどの世界が正しいのか ”箱の力”を使っても誰にも分らない 流れる時の方向も人の心の動きも 何者にもきめられないのだ



和尚は箱の存在と意味合いを知っているわけです。

また、4巻159ページでハルさんは時空の異なる世界にいる叶多にこう言っています。

ま・・・待って 叶多くん!この箱の設計図を・・・あの板を作ったのはたぶん真樹くんだ!!



ということは・・・。

この意味はぜひ4巻を手にして紐解いてみてください。

本作品から受け取った二つのメッセージ



侍や和尚が登場する世界を描いていることからも、仏教思想に通じるメッセージを強く感じる作品でした。

トレードオフとなる二つの選択肢。二元論を超えたところにに道は存在する。



僕らはたびたび大きな選択を迫られます。

中にはどっちに転んでも大きなマイナスの結果が待ち受けていることがあります。

表面的に考えると、どちらかを捨てないといけないとなりますが、はたしてそうなのでしょうか。

次元の異なるアプローチでどちらも活かす道は存在する可能性もあるのです。

しかしそのようなアプローチには大抵何か別の犠牲がつきものです。

叶多はまさに今回、自分の大切な二人を生かすために、自分でも思いつかなかった究極の選択をしたわけですね。

このアプローチは僕らが生きている現実社会でも取りうるアプローチだと思いました。

そのようなアプローチを見出すには狭い視野、常識からいかに自由になるか、発想を豊かにするかが必要なのでしょう。

すべてはつながっていがっている。高い視座のもとで。



転生輪廻

因果応報

縁りて起こる


こんな言葉がありますが、まさにこの世界観を描いている作品でした。

多くの人の力を借り、自然の恩恵を受けて僕らは生かされている。


叶多くんのように、生かされている自分の存在をわきまえ、まわりの多くの人の願いを叶えてあげたいものですね。

※その後発売された4.5巻~Special Episode~の感想はこちら



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