立体音響トーク×密室×暗闇の恐怖演出〜ナンジャタウンのアトラクションにて 

めっきり涼しくなった今日この頃。
昨日は小雨が降る中、久々に池袋サンシャインシティの「ナンジャタウン」に子供と足を運んだ。

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地獄便所と立体音響


期間限定アトラクションである「ゴジラアタック出撃!G-FORCE」のあるドッキンガム広場、福袋七丁目商店街、もののけ番外地という3つのコーナーがある中、子供がなぜかもののけ番外地の隅にひっそり佇む「地獄便所」に行きたがったので、体験してみた。

これは、古ぼけたトイレ風の空間に入り、ヘッドホンをして5分間の「立体音響」による怖い話しを聴くというものだ。 

ちなみに通常のステレオ録音は空間における広がりを2点のみで記録したものであり、そのままステレオ再生すると左右方向の1次元の広がりはほぼ再現されるものの、奥行きや上下については情報が少ない。これに対して立体音響は左右だけでなく、3次元の音の情報を記録・再現するものだ。

3つの部屋


部屋は3つあり、「消えたのり君はどこへ」、「蜘蛛になった用務員」、「昆虫少年」という個別の恐怖体験を味わえる作りになっている。

この中で「蜘蛛になった用務員」が1番怖そうと思い、入ってみた。

入って驚いたのは、その狭さ。真ん中にイス替わりの洋式便器が1つだけあり、ヘッドホンが二つあるのだ。どうやってこの部屋に2人で入れというのだろう。

そんなことを気にしながら、ヘッドホンをして、お金を投入。話はこうだ。

子供たちのいたずらでトイレに閉じこめられた用務員のおじさん。閉じ込められている際に、部屋に蜘蛛が襲いかかり、おじさんの姿は身体中に毛がはえ、脚は8本に、おしりからは糸をだしていた。その後、彼は自分を閉じこめた子供たちを探しにトイレを徘徊。今度は逆に子供を閉じめるのだ。最後蜘蛛になった用務員が、目の前の暗闇に突然現れて終わった。

話は用務員の言葉で展開。その声や不気味な音が後ろの方から聴こえたりして不気味さを演出。首筋に突然うしろから風が吹き出す仕掛けもあった。


ターゲットに応じたバランス感覚


子供は気に入って、二部屋体験していた。何でもこの怖すぎない非日常空間がちょうどいいというのだ。立体音響という聴覚体験を売りにしたアトラクションだが、あの個室と演出による視聴覚と体性感覚への刺激のバランスがいいのだろう。

このようなターゲットに応じた五感刺激と価格のバランスが体験施設は大事なポイントだ。

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著者 ”さぐりん”の紹介

十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

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