【3巻完結】選択のトキ 最終話までの感想~選択への思考が面白い

選択のトキ3

※1巻からの感想はこちらから。

最終の3巻P163。

川岸で向かい合った光晴とトキが互いに感謝と別れの言葉を告げるぶち抜きのコマです。

トキ 俺のところに来てくれてありがとう  うんトキを選んでくれてありがとう

選択のトキ3巻より引用



それから10年。


自転車をこいでいた光晴は、最初のトキとの出会いの時と同じように何かぶつかり、トキと再会をはたします。

戻ってきたトキはこう言います。

性別なんて本当にどっちでもよかったんだ というかどう選んでいいかわからなかった (中略) どっちがいいかなんてどっちにもなってみないとわからないのにね 

選択のトキ3巻より引用


ミツが女だったらトキも女を選んでたんだろうね ミツは・・・自分を投げ出さずに自分のことをずっと考えて・・・それはみんなができることじゃないよ

選択のトキ3巻より引用



これらの会話に共通するワードは「選択」ですね。

選択とは奥深いテーマです。

毎秒僕らは滞りなく自分の意思とは関係なく流れる時間と、自分の意思で選択できる自分の居場所を選択しているからです。

多くのことはほぼ無意識に選択していますよね。

冷静に考えてみると怖くもあります。

選択を考えるとなると、大抵の人は正しい選択をするためにどうしたらいいのかを考えます。

リサーチ、選択肢のメリット・デメリットの洗い出しと意思決定、行動直前の成功イメージをもとにしたメンタルコントロールなどを入念に行います。

しかし忘れていけないのは、こうした後悔のないような正しい選択することだけでなく、選択した後の行動ですね。

「どっちがいいかなんてどっちにもなってみないとわからない」「自分を投げ出さずに自分のことをずっと考えて」というトキの言葉が意味するのは、選択を正しいもの、後悔のないものにするのは、選択後の自分の行動だということだと思います。

光晴はトキと出会う前、幼馴染3人(男二人:光晴・源太と女一人:めぐみ)の中で源太とめぐみが男女の仲にあることを知り、一人別に生きることを選択していました。

そしてその後、トキと出会って友情をはぐぐみ、トキと一旦分かれて後、安達(ほずみ)と暮らしはじめ、幸せをつかみました。

そう、選択した結果を自分の力で正しいものとしたのです。

自分の選択を他人のせいにせず、自分で受け止め自分でチャレンジし続けることで、選択した結果は後から正しいものとなる。

そういえばこの漫画のタイトルは「選択のトキ」でしたね。


改めて選択の前だけでなく、選択した後の自分の行動を大事に精一杯取り組んで、選択を正しいものにしていきたいと思います。



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