終末のワルキューレ1巻感想~トールはマイティ・ソーでした!

こちらは世界観設定と、バトルアクションの攻防を楽しむ漫画かと手に取ってみた作品。

週末のワルキューレ

1000年に一度、世界の神々が集結し、人類の存亡を協議する人類存亡会議からこの漫画は幕をあけます。

地球の自然を破壊する人間に対して神々が出そうとした結論は人類滅亡。

そこに半神のワルキュールが登場します。

ただ滅ぼしても芸がない、神々の慈悲と神威を見せつけるためにも、人類対神々の対決させてはと提案したことで、これが現実のものとなっていくという展開です。

それぞれから選出された13人が1対1で戦い、7戦の勝利をおさめた方が勝者というルールです。

これはヴァルハラ憲法第62条15項に定められた超特別条項である神VS人類最終闘争法に基づくとされます。


古くはデビルマンをはじめとする神と人間の対立構造を扱った作品や、特定ジャンルでのライバル間のバトル作品(スポーツ:はじめの一歩、武将:キングダム、作家:文豪ストレイドッグス、ロボット:機動戦士ガンダム)は多数あります。

更には個別作品を跨いだ主要キャラクター総集合的なバトル作品も結構ありますよね。

スーパーロボット大戦仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦アベンジャーズジャスティス・リーグなどなど。

本作品はこういった系譜をふまえ、様々な国の神々と人類の偉人たちをバトルさせたら面白いんじゃね?という着想から生まれたのでしょうかね。


第1巻では、神代表としてトール(北欧の最強神・雷神)と人類代表として呂布奉先/りょふほうせん(三国志史上最強の武将)が戦います。

僕も含めてこの二人に詳しい人は少数派でしょうね。呂布奉先は三国志ファンにはお馴染みでしょうけど。

トールについてWikipediaをみるとこんな記述がなされています。

北欧神話に登場する神である。神話の中でも主要な神の一柱であり、神々の敵である巨人と対決する戦神として活躍する。その他考古学的史料などから、雷神・農耕神として北欧を含むゲルマン地域で広く信仰されたと推定されている。(中略)英語などで一般的な、þ を th に置き換えた形 Thor の英語読みに由来するソー、ソアの表記も見られる。例えばトールを主人公としたアメリカン・コミックス『マイティ・ソー(The Mighty Thor)』など。

Wikipediaより引用


なんと、この神様、マーベルのマイティ・ソーなんです!

これはびっくりしました。

103ページから高い壁に囲われた太古の神々の国が回想録として登場し、素っ裸でスキンヘッドの多数の巨人に襲われる描写が登場します。

そして、あの大ヒット作品のように、神様たちが巨人にどんどん食われていきます。

そこへトールが登場し、独力で66匹の巨人を一気に倒してしまうのです。ちょっとグロ描写もあります。

そしてこの時の一撃の必殺技が闘神の雷槌(トールハンマー)と呼ばれるようになったと。

Wikipediaにはこのような詳細説明があります。


ミョルニル
「打ち砕くもの」という意味をもつ鎚。トールハンマー、ムジョルニアとも呼ばれる。敵を倒す以外に、物や人を清める作用があり、しばしばトールは結婚式や葬式で、この槌を使用している。本来はその重い槌部分に見合う長い柄が付くはずであったが、ロキの妨害のせいで柄は短いままであり、少々バランスの悪いものとなっている。

Wikipediaより引用


へーーーーっと、平手を何度打ちたくなりましたw。

最近は再出発の決意のために離婚式をやる夫婦もあるようで、そのためのサービス提供社も存在します。

そこで「最後の共同作業」として、結婚指輪をハンマーで叩き割る儀式をするんだと!

こちらのサービスでは、離婚式を挙げたことによって離婚を思い止まった方がこれまで15組いると書かれています。

漫画自体はまだ1巻で、世界観の説明に加えて1回のバトルの途中ということもあり、面白さは2巻以降の評価となりそうですが、ネタを調べていく過程で思わぬ発見がありました。

こういった自分の視点の広がりにも役立つのが漫画のいいところと思ったしだいです。


先に挙げたような既存のキャラクター総集合的なバトル作品は、各キャラクターに既にファンが付き、感情移入しやすい中での展開ですが、本作品はそうは中々いきません。


2巻以降、どういう展開を見せてくれるか、期待しましょう。

※その後発売された2巻の感想はこちら



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