感想と考察~寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。の最終話まで 

日本は先進国の中でも国民の幸福度が低いことは統計データからも明らかになっています。

例えば国連が世界156カ国を対象にした「World Happiness Report 2018」。

日本は54位と、前年からさらにランクを3つ落としています。

加速する超高齢化社会。

若者が搾取されやすい社会構造。

頻繁に起こる過労死、パワハラ問題。

広がる格差。

煩わしい人間関係。

理不尽な「他人」からの評価。

健康が気になる。時間に追われている。あと何年生きることができるのか。

人生ハッピーでしょうがないという人は日本では少数派になるでしょう。

先行きの見えにくい社会で、どう生きればいいのか、どうすれば幸せになれるのか、皆模索していると思います。

僕も常に模索していますw。

そんな閉塞感漂う日本の社会と人の心を映し出したような作品内容でした。

寿命を買い取ってもらった。

主人公の少年は金欠で自宅にある唯一金になりそうなCDや本を売り払いお金を得ようする中、店員の老人から寿命を売らないかと提案されることで物語が動きだします。

寿命30年の価値がわずか30万円という事実に愕然とする少年。

死に至るまで残された3ヶ月にやり残したことを書きだします。

そして問題行動を起こさないように監視役として常に近くで過ごすことになった女の子、ミヤギと行動を共にしていきます。



残された時間をもがいていく中、最後に彼は幸せを見出します。監視役のミヤギも同様に見出します。残された寿命は3日間。



自分にとっての幸福は他人からはうかがい知れないもの。

意識を変えて懸命に生きると、実は身近なところに幸せは見出せる。

大事なのは時間の長さではない。


そんなメッセージが聞こえてきました。



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著者の紹介

十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

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