アラフィフ男が文豪ストレイドッグス DEAD APPLE 4DX版を観たら、あの澁澤龍彦が、、。

なぜアラフィフの僕が文スト映画を観たか



昨日5/12から公開された映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」の4DX版を8:50から観てきました。

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この作品は文豪の名を借りたイケメンキャラの異能力バトル作品ということで、今、女子中高生に非常に人気が高いという評判。

その評判通り、朝8:50から上映館内は、9割方十代女子と思われる客層でした。

2016年に2クールアニメが放送され、2018年3月から映画・漫画へとメディア展開されています。

なぜアラフィフがこの映画?というと、高1の娘に同行をせがまれたからです。

本当は娘は友達と観に行く予定だったのですが、急遽予定が合わなくなり、先着入場者特典である画集『銀幕録』も含めてどうしても公開直後に行きたいと。

こちらがその特典の画集です。

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僕自身、なんやかんやでこれまで4DXは疲れそうだからという理由でパスしてきており、一度体験する機会にもなるということもあり、観てきました。

文スト映画の内容はどうだったか



前日までにテレビアニメ二期分のストーリー概略と主要キャラクター像を予習しておいたので、映画はオリジナルストーリーながら、ついていけないということはありませんでした。

アニメとしてバトル描写のクオリティは高いです。

さすがに文豪イケメンキャラに感情移入することはなかったですがww。

ただし、今回の映画で初登場した新キャラが澁澤龍彦!というところには思わず反応してしまいました。

というのも、大学生の時に澁澤さんの著作を何冊か読みふけっていた時期があり、それなりの思い入れがあったからです。

最近は全く読んでいませんが、当時、ダークな美しさを放つ文体と想像力をどこまでも刺激してくれる世界観に魅了された記憶があります。

いわゆる人生における点と点がつながった瞬間というやつですかね。今回は軽いつながりではありますが。

澁澤先生はやはり妖しい謎に包まれた敵側の設定です。。没後30年を経てこうした形で自分が映画に登場するとは夢にも思っていなかったでしょう。

本人を意識した描写は異能力の名称ぐらいであまり多くないこの作品ですが、澁澤龍彦の場合はどうだったでしょう。

妖しい雰囲気、反体制派、長髪、コレクターであること、異能力が異能を結晶する力「ドラコニア・ルーム」であることなどが本人と関連深い設定でしょうか。

澁澤先生は生前、書斎を中心とする「龍彦の領土」を自ら「ドラコニア」と名づけ、そこに大量の書物とオブジェを置いていましたからね。

映画の中で彼が住まう廃墟の中の塔内にも頭蓋骨がありました。

昨年、彼の没後30年を記念して世田谷文学館で開かれた企画展の名称も、「澁澤龍彦 ドラコニアの地平」というものでした。



4DXはどうだったか



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激中の車やバトルと連動する振動や前後上下左右の動き、深い霧と連動した煙、出血と連動したミスト、銃弾や格闘と連動したエアーなどが目だつエフェクトでした。

娘は4DXがえらく気にいったようでした。遊園地の絶叫マシンが大好きな十代にとっては刺激的な装置であることはよくわかります。

しかし、通常の大人映画鑑賞料金1,800円に対して4DXは2,500円。

様々な感覚刺激に慣れてしまった大人にとって700円の価値があるかというと、微妙なところではあります。劇場・配給側の採算は成り立っているのでしょうか。

若い人向きの映画で実装する方が採算がとりやすいように思いますね。

澁澤龍彦にこの映画で興味を持たれた方へ



アニメやゲームの世界観として最近は珍しくなくなったダークファンタジー。この本はダークファンタジーの中でも「黒魔術」の歴史がよくわかります。万人向けではありませんが。




こちらも想像力をとことん刺激してくれる良作です。読みやすく雰囲気のある挿絵も魅力です。




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