エドケンパーらヤバい奴らが多数〜マインドハンターからわかる、人の心のもろさ

ネットフリックスオリジナルドラマを久々に観ました。

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最近周りに心が病んでしまった人がおり、その影響もあってか心理学の本を何冊か読んでいました。

そんな背景もあり、米国における異常犯罪解決に向けた新たな捜査手法を扱った本作シーズン1の全10話を一気に視聴しました。

いやあ、のめり込んでしまいましたね!

やばいやつら(殺人鬼)が数人登場し、刑務所や自宅でFBI捜査官が犯罪の行動動機などをヒアリングしていくのですが、その会話劇にゾクゾクするんですよ。

おいおい、そんな真顔で冷静にそんなこと話すなよって言いたくなります。

原作はこちらの小説。



FBIで実際に異常犯罪者のプロファイリングに携わった捜査官が著者のノンフィクションです。

このドラマも実際のシリアルキラーと呼ばれる連続殺人鬼に似た風貌の役者が登場するんですよ。

こういった異常犯罪者を扱ったドラマは米国にも日本にも多数ありますね。

その多くは残虐なシーン、異常犯罪者の特異なキャラクター、捜査から逮捕までの過程(頭脳戦、アクション、スリル、人間ドラマ)などにフォーカスしたものでした。

しかしこの作品のユニークなところは、刑務所内のシリアルキラーたちにFBI捜査官がインタビューを行い、その異常心理、生い立ち、行動を分析してプロファイリングという新たな手法を確立していく過程を緻密に描いているところにあります。

ヤバい奴ら



何といっても見せ場は先にも書いた殺人鬼とFBI捜査官の会話劇にあります。

登場する主なヤバいやつらは下記の通り。安心して下さい。グロい殺害シーンは描かれません。

回想の言葉と解像度低めの殺害写真が少しだけ映る程度です。その分視聴者の想像力次第ということでもありますが。

エドケンパー: 2mを超す大男で知能指数140レベル。実の母や祖父母含む8人を殺害。抑圧的な幼少期を過ごし、10代で精神病院へ。肉親を殺した後の行動がヤバすぎです。

しかし刑務所で話す姿は冷静沈着で論理的。まるで学者風なのです。


発散させるためだ。わかるだろ?典型的な置き換え行動だ。俺は異常な世界から逃げようとしていたからな。


「マインドハンター」シーズン1第2話より引用


ジェリー・ブルードス:5歳から女性のハイヒールにフェティシズを感じ、ハイヒールや下着の盗みを繰り返した後3人を殺害。殺人後の行動も察しの通りです。

ドラマでのインタビュー時も捜査官がハイヒールを持ってきて渡すと喜んでペラペラ犯行のことを話し出し、最後には刑務所内の椅子に座って〇〇してしまいます。

リチャード・スペック:アルコール中毒もあり、一晩で8人の看護師を殺害。陵辱も。背後には憎悪する別れた妻の存在があった模様。

ウェイド校長:自分の小学校の生徒を呼び出し、教育の一貫として足をくすぐる。親御さんや先生から苦情申し立てを受けたFBI捜査官が止めるよう忠告するも一向に悪いことと認めず、結局は学校を解雇されてしまいます。

書いていて気分が悪くなります。。

飲み込まれていくFBI捜査官



もう一つの見どころは、原作者である実在のFBI捜査官ジョン・ダグラスをモデルにしたキャラクター、ホールデンとその相棒のビルの変容していく姿です。

ホールデンは捜査方法を確立していく過程で自信過剰となり、プロファイリングや捜査に有益なら手段を選ばず、FBI内部の倫理を逸脱した行動に踏み込み、自らの立場を危うくしていきます。

知り合った恋人との関係も壊れていきます。

10話では自殺を図ったエドケンパーに刑務所へ呼び出され、突然抱きつかれ死の恐怖を味わうことになります。

一方のジムは、家庭で養子にもらった子供とのうまく意思疎通がとれず、捜査で直面した殺人鬼の異常心理に自らの精神も蝕まれていく姿が描かれています。

観ていると、殺人鬼も捜査官も紙一重なのではと思えてくるのです。

それほど人の精神、行動は何かの経験やキッカケで簡単に崩れていくのです。

最後に



このドラマを観て改めて思ったのは日々の自分の心や行動のセルフチェックの重要性です。

人は何かにのめり込んでいくと必ずどこかに歪みが生じます。


今日も僕は朝晩と5分づつ瞑想を続けています。



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