ヴァルガビンゴ の感想〜成り立て少年ヒーローの弱点強調の成長物語?

ヒーローに憧れる少年の成長をテーマにした作品は無数に存在します。

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しかしこのヴァルガビンゴ はこんな点で趣がだいぶ異なります。

ヒーローの見た目が敵っぽくグロテスク(昔、仮面ライダーシンとかありました。これだけなら珍しくありませんね)

ヒーローが大好きながら正義感と勇気は今ひとつ(正義感と勇気は凄いけれどもパワー不足というのがよくあるパターンですね)

コンビニでちょっとした盗みを働いた男を懲らしめるつもりが、力を制御できず、そのクビをはねて殺してしまう。(成り立てヒーローがいきなり微罪の見知らぬ男の首をはねるという展開は珍しいです)

敵に侮辱されながら痛めつけられ、カッとなって反撃したら道路を破壊し周囲の人を巻き込んで死なせてしまう。(初回だけ人を殺めてしまうだけでなく、同じ過ちを犯すという...)

最愛のお婆ちゃんが敵に襲われそうになったところを助けようとするも、罠にハマり、自らの手でお婆ちゃんを殺害してしまう。(二度あることは三度ある、とばかりに今度は肉親まで死なせてしまいます)


この他にも、複数の敵らしきキャラクター(見た目でわかります)が登場していますが、敵が悪事をはたらくシーンはほとんど描写されません。

実際の描写として、人を殺めるという悪事をしでかしているのは敵ではなく、ヒーローの方というなかなか珍しい展開です。

人類の敵としての怪人が政府と契約し、社会のはみ出し者たちを一箇所に住まわせる犯罪特区の区長に任命されるという展開も、従来のヒーロー作品に対して異質です。

最初から敵を一定レベル許容することで逆に手なづけることができるわけですね。

この先の展開が読みづらい作品です。


2巻以降もこの先読んで見ようと思います。



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