ブラックティガー1巻の感想〜戦術、人間ドラマ、ガンアクションが面白い 

連載が終了した「こち亀」の秋本先生の新作連載(グランドジャンプ)。2017年11月に単行本1巻が発売されました。

米国映画ではお馴染みの西部劇の作品。日本の漫画では意外と少ない印象です。

1巻は3話構成。各話ごとストーリーが展開していきます。1話はこちらから無料で試し読みできます。

20171221182751936.jpg

2話以降のネタバレ含むあらすじ


2話〜太陽の少女



冒頭、豪雨の中、ブラックティガーが謎の男に何発も撃たれ、重傷を負うシーンから始まる。

先住民スー族の子供に偶然発見され、部族の村で銃弾を抜いてもらい介抱される。

そこへブラックティガーを探していた闇医者のウエキ(1話で仲間となった)が訪れる。

撃たれた弾から、相手は仲間のブラックジャガーであることが判明する。

突如飛行船が現れ銃撃戦になり、建物に火がついたため、子供達は外に出る。

更に剛鉄の馬車が攻めてきて、外に出た子供達をさらっていく。

敵にはブラックジャガーもおり、ブラックジャガーと撃ち合いになるも、ブラックティガーを助けた子供、マヤをはじめとする多くの子供達がさらわれてしまう。

敵は南部の奴隷商人と判明。

マヤ達を救出すべく、ブラックティガーはウエキとともに敵のアジトへと向かう。

噂を聞きつけた警察が乗り込んでくるも、歯が立たない。

ティガーは果敢に乗り込み、再び銃撃戦に。

飛行船で逃げ、スー族の村を焼き払う計画の敵に対し、ティガーは鳥の群れを利用して墜落させる。

実はブラックジャガーは奴隷密売組織に潜入捜査をしていた。

敵を欺くため、仲間のティガーを撃ったのだった。

しかし少女趣味があることをティガーに見つかり、二人は西部劇方式の決闘をすることに。

勝敗は、ブラックジャガーの自動小銃の装填不良により、間一髪でティガーが勝利をおさめるのだった。

3話〜溟海の銃撃手



高速の蒸気船を操り、合衆国の船を破壊している旧南軍の残党兵制圧の仕事を引き受けたブラックティガーの話。

彼ら残党兵は合衆国の船の船長ら3人の要人をとらえると、乗組員から金目の物を奪い、用無しとばかりに全員銃殺し、最後に船を破壊するという悪行を働いていた。

彼らを撃つために合衆国から雇われたのが賞金稼ぎのブラックティガー達30名だ。

敵は最新設備の蒸気船。まともに戦っては勝ち目がない中、ブラックティガーが提案した秘策を実行に移す。

夜、重りをつけたウキを遠方から流して敵艦のスクリューに巻きつけ敵の動きを封じる。

その隙に敵艦近くに接近し、煙幕をたいて相手の船に乗り込み一気に倒す作戦だ。

途中まで攻勢にたっていたティガーたちだったが、敵は捕虜としていた船長らを楯にティガーに銃をすてさせる。

このピンチに、ティガーに惚れていたボブというおっさんが捨て身の行動をとる。

そのかわりボブは敵に3発撃たれ、敵とともに海に沈んだのだった。

ティガーは見事仕事を果たし、船員全員から感謝され、合衆国から賞金300万ドルを渡される。

自らの命をかけてピンチを救ってくれたボブの家族に、賞金全額を渡し、感謝の言葉を伝言するティガー。

ウエキは言う。
「ティガー、今日泊まる金もないぞ」

「また稼げばいい」とティガーは船を後にするのだった。

感想



ブラックティガーは銃の腕前だけでなく、作戦を考える頭脳にも優れ、しかも美人で巨乳。

大胆な行動力をもち敵は容赦なく殺すも、人への感謝を忘れない心をもつ憧れの存在として描かれています。

全体的にこち亀の麗子を彷彿とさせるところがありますね。

3話のボブのというおっさんはルックスといいい、行動といい、両さんを思い出させてくれました。

敵の頭上、船のマストの上からダイビングして裏をかいたつもりが、落ちていく途中でバレて腹に銃弾3発を浴びてしまうという。

おまけに太い眉毛にいかつい顔。

これ、狙ってますね(笑)。


読みやすく、感動と笑いがあるよい作品です。



関連記事


著者の紹介

十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

こちらからフォロー、継続購読していただけたら、嬉しいです。


follow us in feedly

Comment

Add your comment