23区在住外国人の 人口比率分布 

最近都内を歩いていて外国人を見かけることが特に増えた気がする。

在留外国人のデータはかなり公表されているので少しだけ深掘ってみたところ、23区に在留する外国人の国籍と居住地域は大きく4つの傾向分かれることがわかった。(下図参照/2016.1.1現在)

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インド人、フィリピン人の人口比率が多い区域



まずインド人、フィリピン人だが、江戸川区、台東区、江東区といった東側の区域で人口比率が高くなっている。

特にインド人は西葛西にインド人コミュニティが形成されているのは有名だ。2000年問題を背景として、インドの優秀なIT技術者が都心への利便性がよく、新興の街でしがらみが少なく、外国人でも入居しやすい旧公団住宅が多かったこと、近くの荒川がガンジス川に似ていることからこの地域に集まったと言われている。実際街ではインド料理店を多く見かける。

ネパール人、ベトナム人、ミャンマー人の人口比率が多い区域



次にネパール人、ベトナム人、ミャンマー人だか、大塚駅のある豊島区、高田馬場や大久保のある新宿区で人口比率が高い傾向にある。

東京・大久保といえば、コリアタウンを思い浮かべるが、最近急速に増えているのがネパール人で、ネパール語の新聞「ネパリ・サマチャー」が隔週で発行されているらしい。

東日本大震災や領土問題で、中国人や韓国人留学生が激減する中、日本語学校が活路を見出そうと学生を募集した結果急増したのがベトナム人とネパール人だったのも要因と考えられる。

「リトル・ヤンゴン」とも呼ばれる東京の高田馬場ではミャンマー料理店が目につく。

中国人と韓国人・朝鮮人の居住区域傾向



3番目のグループとして、中国人と韓国人・朝鮮人、そしてタイ人であるが、23区全体で人口比率にあまり差がない傾向という特徴がある。

そんな中でも新宿区の百人町は、韓国人や中国人が多く生活し、韓流アイドルのショップが立ち並ぶ地域である。

背景として、戦後、ロッテ新宿工場があり、そこで多くの韓国系住民を雇用したことがあげられる。平成14年の日韓ワールドカップ開催以降、大幅に韓国系住民が増えたようだ。


米国人と英国人の人口比率が多い区域



最後にアジア以外の米国人と英国人であるが、港区と渋谷区という都心部で人口比率が高く、家賃の高い地域に住む先進国エリート層の姿が浮かぶ。 

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著者 ”さぐりん”の紹介

十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

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