漫画「二人のゼロジバ」のあらすじと考察〜世界は繰り返されていくのか 

マンガボックスで一部は無料で公開されて漫画、「二人のゼロジバ」の単行本1巻が先日発売になったので読んでみました。

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こんな内容です。

あらすじ



幼馴染で仲良しの中学生男女、創太と伊藤真美。

放課後、二人して真美の父親の元に通い、何やら怪しげな能力開発に励んでいる。

その能力とは暗算などの通常能力に留まらず、テレキネシスやテレポーテーションなどの超能力などが主たるもの。

更にタチが悪いことに、この父親、その能力を使ってビンの中の蛙を触らずに殺す指示を子供に出している。

当然学生の二人はそんな残酷なことに超能力を使いたいとは思っていない。

そこで最初の大きな事件が起き、物語が一気に動き出す。

二人でこのマッドサイエンティストのような父親から逃げようという話をしていた矢先に見つかってしまう。

創太は咄嗟に真美の左手をつかむと、そこで真美のトランスポーテーションの能力が発動。

創太が握りしめた手の中には真美の左手だけが残り、真美の身体はどこかへと消えてしまうのだった。

変わって舞台はその3年後。その事件以来、創太は過去に鍛えた能力を失っていた。真美の父親はその後も子供達の超能力開発に励んでいる。

ある日、創太が公園で真美のことを強く念じていると、真美の父親の元で保管されていた真美の左手から真美の全身が再生する。そして創太は3年ぶりに真美に再開するのだ。

しかしである。

この3年の間の記憶が真美にないこと、そして、真美に中に別の人格のような何かが取り付いており、真美の意思の及ばぬところで時折この別人格が姿をあらわすのだ。

その人格は真美と全く別物。

ある日、さらに中を深めた創太と真美は創太の家で夜を過ごしていると、真美の中から別人格が現れ、身体をトランスポートさせ、昼間に真美を口説きにきた男の前に現れ、男をミイラ状にして殺害してしまうのだ。

別人格の仕業なので、本来の真美には殺害時の記憶はない。

訳がわからない真美と創太はかつて二人の能力開発を指導していた真美の父親を呼び出し、真美に起こっていることの真相を問いただす。

父親は3年間、真美の身体は別次元の世界に存在しており、こちらの世界に戻ってくる間に何か別の存在が取り付いた可能性があることを説明する。

そして過去の能力開発や真美の身体に起こっていることは来たる人類の危機に備えて必要なことなのだと、途方も無いことを口にする。

その直後。

真美のもう一人の人格が出現し、実の父親の首を絞め、創太の目の前で殺害してしまうのだ。父親は一瞬のうちに身体が干からびて骨になってしまった。。

ここまでが単行本1巻の最後、11話までの展開です。


考察、感想



上記ネタバレ含むあらすじを読んでいただくといくつか疑問が生じると思います。こんなところでしょうかね。

  • 真美の別人格はどこからきて、どういうタイミングで出現し、何を企んでいるのか。

  • 真美の父親が語った人類の危機とは何を意味するのか。

  • 創太と別人格が宿った真美の恋愛関係はこの後どのように進展するのか。


1巻では二人の恋愛関係をややエロチックに描いています。この先も二人の関係性の進展は、メインストーリーの一つとして展開していくのでしょう。

事実、マンガボックスに連載されているその後の17話までの展開読むと、度々真美から別人格が出現し、創太に揺さぶりをかけます。

もう一つ、人類の危機というもう一つのテーマに関しては、真美の妹であり、幼いころから海外で能力開発に励んだライアという少女が鍵を握っているようです。

そして創太の夢として描かれていることから推測すると、人類の危機とは世界の消滅であり、その度に時間が3年前に巻き戻され、真美は別の人生を生きていることがほのめかされています。

まだまだ先の読めない展開に、次が気になる作品です。



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十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

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