今クール1番⁈「そして、誰もいなくなった」 

話自体は面白く、犯人が誰なのか、周りの人間は今後どう関わっていくのか気になるところだ。藤原竜也は、「デスノート」「カイジ」「るろうに剣心」などと同様に、こういった追い詰められる中で戦っていく姿がはまり役だ。

しかし冷静にみると、ほころびをいくつか感じるのも事実。まず、会社のIDをとりあげられた新一がなぜミス・イレイズへのアクセスの通知をスマホで受け取れているのかという点だ。新一を締め出したいならそのようなことは残さないよう徹底するはずた。

次に真犯人を見つけだした新一が、会社ぐるみの乗っ取りの可能性に気づきながら、ミス・イレイズで真犯人の証拠を消されるリスクになぜ気づかないのかという点だ。ミス・イレイズを開発できるほどの能力があるならば、容易に気づいて対応策を講じてしかるべきだろう。

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さらには自分の身が危うくなっていながら、公然と自分のことを話し過ぎな点も気になる。リスク管理が甘すぎなのではないだろうか。このキャラクターが天才プログラマーという設定は無理があるように思う。

この辺りを突っ込まずに見れば、今クール1番のドキドキ感を味わえるドラマだと思う。特に新一の周りのキャラクターが魅力的だ。

黒木瞳演じる新一の母親。一見息子思いの賢そうな母親だが、車椅子生活の背景に何があったのか、夫はどうして亡くなったのかなど、影を感じる。

新一の同級生で官僚の小山内 保。助けを求めてきた新一に協力しているように振舞うが、バー「KING」のバーテンダーの日下 瑛治に何やら話を吹き込むシーンがあり、表情からも裏の顔が垣間見られる。

そのバーの常連客の馬場も、寡黙ながら新一の話を聞いており、今後の展開に絡んできそうな雰囲気を感じさせる。

新一の大学時代の元恋人であるはるか。新一を励まし助けになるが、いまだに未練を断ち切れないでおり、新一の婚約者である早苗と今後絡んでくることも想定される。

新一の会社の上司、田嶋は温厚そうで、新一をかばおうとしており、裏がなさそうにみえるからこそ、疑ってしまう。

さてさて、2話以降どのような展開を見せるか。とても楽しみだ。


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著者 ”さぐりん”の紹介

十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

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