夏のよみうりランド~”ずぶぬれチャレンジ”の4つの工夫とは 

よみうりランドでは今、夏真っ盛りに突入というのとで、「びしょぬれランド」という夏季限定のテーマのもとに、いくつかのイベントが開催されています。その中のメインイベントとして、「ずぶぬれチャレンジ」があります。「7つのスプラッシュアトラクション」に乗ると配布されるこちらの参加券2枚でチャレンジできる仕組みです。

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7つのスプラッシュアトラクションとはこちらです。
・山王スプラッシュバンデット
ジェットコースタースタート直後に、アトラクションの外にある水鉄砲からかなりの水をかけられます。
・スプラッシュU.F.O. Summer ver.
もともと、カップ麺の容器に見立てた乗り物で水流を渡っていくアトラクションなので、乗り物の切れ目から水がかかって濡れます。また、水流を渡っていく後半、外に出た時、やかんからこぼれる水が頭上から直撃します。
・ミルキーウエイ
・ちえくらべ「たまゴロー」
・SKYパト
・ちびっこ消防隊けしっー
・スぺースプロジェクト

水しぶき×黒ひげ危機一発で特典をゲットする”ずぶぬれチャレンジ”の4つの工夫


1. 伝統的玩具のカスタマイズ


遊びの仕組みとしてはあの懐かしいタカラトミー社の黒ひげ危機一髪と同じです。樽が巨大スイカになり、黒ひげの海賊がこの巨大スイカから放たれ噴水になったものですね。

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ゲーム性は同じでも、キャラクターや要素を変えるだけで新たな楽しみを生み出していますね。

2. びしょ濡れになるという身体性を加味


はずれの場合は、巨大スイカの近くに用意された水鉄砲から水が噴き出して全身がびしょ濡れになります。見事6つの穴で当たりの穴に剣を刺せた場合は、巨大スイカのてっぺんの大砲から「ドーン‼」という音とともに 空高くに水が放たれる仕掛けです。

黒ひげ危機一髪の面白みは黒ひげがいつ飛び出すかというハラハラ感を音と首がとぶという視覚で表現していましたが、このイベントでは更に自らの身体がびしょ濡れになるという身体性の刺激を加味して楽しさを増幅させています。炎天下でのびしょ濡れという季節感に合わせた演出でもありますね。

逆に当たりの時は視覚と聴覚でうまく爽快感、お祭り感を演出しています。

3. 炎天下で列を並ぶ「山王街のお化け屋敷」の隣に配置して苦痛を軽減


真夏の炎天下でアトラクションの順番待ちはかなりつらく、退屈になりがちです。しかし、この「ずぶぬれチャレンジ」をお化け屋敷の隣に配置したことで、 参加者だけでなく、見世物として機能し、お化け屋敷に列をなして待っている人達の時間を忘れさせてくれます。

合わせてこのように、日傘貸出のサービスもやっていました。

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4. 園内での人の循環とにぎやかさを演出


ずぶぬれチャレンジで見事巨大スイカから水を打ち上げることができたら、ワンデーパスやプールWAI入場券など、5等までの賞品が当たる抽選会に挑戦できる仕掛けになっています。

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この賞品ほしさと、くじを当ててみたいという射幸性そのものの楽しみから沢山の人がチャレンジしていました。見ていると10回に1回ぐらいは水の打ち上げに成功しているようでした。

単なるくじではなく、このくじを見ること自体が一つの見世物として、見物客を集めるとともに、園内の賑やかさ、楽しさも演出していました。

また、この賞品目当てに先ほどの7つのスプラッシュアトラクションに行って再び参加券をもらってくるという人の流れを生み出していますね。

こういった複合施設では人の回遊を生み出し、坪単価を向上させる工夫が経営的にも大事ですね。

スタンプラリーはどの施設でもよくある企画ですが、このようにもう一工夫された企画があると、訪れる人も楽しく時間を過ごすことができますね。

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著者 ”さぐりん”の紹介

十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

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