「アルスラーン戦記 風塵乱舞」第1話 

各種アンケートで夏クールアニメ期待度最上位のこの作品。第2期1話として申し分のない幕開けだったように思う。 

仮面のヒルメスとアルスラーン王太子の対立軸の振り返りからスタート。その後すぐさまペシャワール城塞を攻める何万というトゥラーン軍。そこへ遠くから疾走してくる一人の騎馬兵士。あのダリューン達の登場だ。敵をバッサバッサ切り倒す勇者。カッコイイ!

キーブの身を心配するアルスラーン。この気遣いがアルスラーンの魅力の一つ。

そのキーブは自分の役目を忘れず、ルクナバードの剣をヒルメスと奪い合い、剣を交える。俊敏な動きだ。

一方、牢屋に閉じ込められていたアンドラゴラスは只では起きず、密かに鎖を自らの汗で腐食させ、逆転の機会をうかがっでいたという、驚きの展開。

そしてこの作品の主題の一つである王位継承問題。王妃の子供ははたしてアルスラーンなのか。アンドラゴラスが復活してきたことで今後波乱の展開が予想される。

一期から通しでこの作品の主テーマは、民主的リーダーシップにあるのだろう。剣術に秀でた者、腕力に秀でた者、策略に秀でた者、復讐心に取り憑かれたもの、残虐な者、無能で地位だけの者など、様々なタイプの国王や騎士が登場する中、アルスラーンは際立った特徴をもっている。それはビジョンと人の心を大事に考え、身分や所属に偏見を持たない考え方である。武力や権力で人を押さえつけるのでなく、人の心をつかむことで、集団をまとめあげているのである。原作小説が1986年出版であることを考えると、かなり予見的であるように思う。

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著者 ”さぐりん”の紹介

十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

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