沢尻エリカ主演の「母になる」7話〜親のエゴという主題 

日テレ動画で先程ようやく「母になる」7話を見ました。ついに結衣と麻子という立場の異なる二人の広の母親のバトルとなりました。

ポイントは結衣が何気なく放った「麻子さんの事情も聞きました、子どもが欲しかったのに産めなくて可哀想に」というひと言でしたね。

この時の二人の表情の変化が面白い。

この言葉は通常なら無神経と非難されてしかるべき言葉。子供を産めなかった女性にいったら二度と口をきいてもらえなくなること必至の言葉です。

そういう意味では結衣は若いということもあり、まだまだ人間として未熟であることを露呈していますね。

しかしこのドラマでの結衣と麻子のバトルという意味では、このグサリと胸に刺さる言葉が麻子の本音を引き出すきっかけとなり、以下の麻子の言葉につながりました。

「甘やかしたり媚びたりそう言うのどうなんだろうと思います母親として」

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この言葉だけをみると、一見麻子の方が道理をわきまえた母親のように思えます。
しかしその後のこの言葉が決定的に歪んだ麻子の母親像を露呈してしまいます。

「子供を持って1番嬉しかったことは、周りから『いつ子どもを産むんですか、子ども望んでるんですか』と言われなくなったこと」
「あの子を手に入れたことで、私は初めて自由になれたんです」


完全に親のエゴですね。子供を自分の道具としてしまう親にはなりたくないものです。

知らず知らずに親のよかれを子供に押し付けてしまうこと、子供が自分の思い通りに育たないことから叱ってしまうことなども避けるべき親のエゴですね。

親の思い通りに育てられてしまった子供は、大人になってから自分のアイデンティティ確立に苦しむことになる。そして親はその原因がわからないという構図に陥る。

子をもつ親、更にはそして連れ子を育てることなった親にとって特に見応えあるドラマです。

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著者 ”さぐりん”の紹介

十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

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