ドラマ「リバース」5話で明らかになった人の認識の問題 

友人を失った10年前と今という時間軸とともに、錯綜する人物関係とそれぞれ何らかの影をもった人物像がからみあう。そして5話では、深瀬が気になっている10年前に事故当時の真相に対し、村井の見方・発言と、谷原とともに現場にいた浅見の見方・認識が相いれないものであることが判明した。

浅見の発言によれば、あの吹雪の日、谷底に落ちた車の脇を逃げていった人物がおり、その後ろ姿は村井のものだったという。

一方、村井によれば、あの日何とかタクシーに乗って山にかけるつけた時、浅見と谷原は谷底に落ちた車を前にして、何かを隠蔽しているようだったという。

この立体的に絡み合う関係性こそ、このドラマに見どころ。

世の中の一つの出来事の真相は一つと考えるのが常識的な見方だが、ある出来事を認識する主体が人間である以上、そこには少なからず人の解釈・フィリターが入り込む。多くの人が同じ認識をもったからといって、政治的に誘導されていた可能性もあるわけで、その出来事の真実性を証明することにはならない。

ドラマのストーリーに限らず、この人の認識の不一致問題は毎日発生している。
職場の組織・役職、家庭での役割、お店での店員とお客。それぞれの立場の違うのだから、物をみるベースの認識が異なることによることが大きいように思う。
認識

真実が一つのはずだと追及するのをやめ、様々な人の認識をそのまま受け止めることが実は一番自然なふるまいともいえる。そうする方が実は日々の生活で余計なストレスをためることもないといえる。

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著者 ”さぐりん”の紹介

十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

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