「花やしき」が今も混雑している理由とは? 

昨日午後から浅草の「花やしき」へ。陽気がよかったせいか、混雑ぶりが半端なく、一番人気の「ローラーコースター」は70分待ち。

子ども連れだけでなく、10代若者の姿も目についた。
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ここ半年で「としまえん」、「よみうりランド」、「八景島」など、都内近郊の遊園地ほとんどに足を運んだが、どこも空いているという印象だった。

面積が狭いせいもあるが、なぜこの日本最古の遊園地である花やしきは、未だ多くの人で賑わっているのか。

都心だけでも、横浜ドリームランド、多摩テック、上野こども遊園地、東京セサミプレイスなど、閉鎖されてしまった遊園地は数多いのに。

アトラクションが面白いから?
違うだろう。どのアトラクションも、他の遊園地に比べると見劣りするものばかりだ。

小さい面積に昭和レトロ感を詰め込んでいるから?
これも違う気がする。それをいうなら、「としまえん」や「よみうりランド」も、レトロ感が強い。

仮説としては、浅草という街や浅草寺という観光スポットに近接していたことが、未だ賑わいを保てていることの最大の要因ではないかと思える。

常に一定量の流入口を確保できていること。

ネットサービスの老舗であるヤフーや楽天の少しマイナーなサービス、Googleが普及したきっかけとしてヤフーの検索エンジンに採用されたことと同じ構造。

もちろん、それだけではなく、花やしき側の経営努力も多々あるだろう。
こちらに今の経営母体となっているバンダイナムコグループのインタビューが掲載されている。

バンダイナムコグループ傘下に入り、以下の施策が行われてきたことがわかる。

  • 老朽化した建物の建て替えと飲食店の増設
  • 一部無料化
  • 「浅草芸者花やしきの舞」など、立地を活かした外国人向け体験ショー
  • 「浅草大迷路 忍ノ砦」などこども向けの新たな趣向のアトラクション開設
  • プロレスやバーベキューなどのイベント開催


これは知らなかった。こんな風に園内にリングを作って開催しているんですね。これは驚き。



また、昨年10月末から、大人向けに、さくらのイルミネーションによる夜の遊園地「ルミヤシキ」を始めている。




以前のインタビューで、「花やしき」そのものがIPであるから、IPコラボはしないという記事を読んだ記憶があったが、今クール放送中アニメ「うらら迷路帖」とのコラボイベントも開催しているようですね。



その他調べると、「黒子のバスケ」、「ロックマン」、「 大逆転裁判」、「アイアムヒーロー」など多数のIPコラボを開催している模様。特に昨年4月に開催した「アイアムヒーロー」とのコラボは驚き。 遊園地を貸し切りにした参加型の謎解きサバイバルゲーム婚活イベントって・・・。

インタビューによると、総合娯楽場を目指すとのこと。良い意味でのごった煮は、相撲のブースも設けた「ニコニコ超会議」の遊園地版といったところか。

今後は、浅草という土地柄を活かして、浅草という街の歴史を学べる体験型アトラクションなどを期待したい。

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著者 ”さぐりん”の紹介

十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

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