AI音声対話装置関連が"あつい"けど、この先どうなる? 

大本命のAmazon Echoとその音声対話技術Amazon Alexa


現状、AI音声対話装置の大本命。
サードパーティがAPIを使ってアプリケーションを開発していくエコシステムが絶賛増殖中といったところ。

AlexaのAPIのスキルセットは現時点で8千を超え、これらを使った様々なメーカーの家電が発表されている。

Echoの物理的装置としても3種類のバリエーションがある。


追随、差別化を模索する米国IT界の巨人たち


GoogleはGoogle Homeを米国で発売済み、AppleはSiriという技術をもち、更に昨年Emotientというカメラで人の表情から感情を読み取る技術をもつベンチャー企業を買収。独自のスマートホームデバイスを開発中と伝えられている。Microsoftは言葉を人間並みに認識する精度の高いシステムの研究成果を昨年秋に発表。ゲームやSkypeへの応用が期待される。

これらの米国勢の技術や資本力は圧倒的であり、それぞれ強力な独自の武器をもっている。

日本人からみた場合、気になるのはいつ頃日本語対応し、日本で実用に耐えうる精度となるのか、そして日本語でのサードパーティ対応製品がどれぐらい増えるのかだ。


LINEのClovaプラットフォーム


そんな環境下で3/2に発表されたのがLINEのClovaだ。
韓国との共同開発だが、当然最初から日本語対応だ。

スマホに続き、VRと同様にまた大きなプラットフォーム刷新の潮流が訪れる。

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音声インタフェースが切り開く創造的時間


声だけで家電を操作するなどの便利系機能ではなく、それ自体が楽しみを提供する音声インタフェースはどんなものが考えられるか。

一つは仮想の二次元キャラクターとの会話そのものだろう。会話で便利にするのでなく、会話そのものを楽しむのだ。

お気に入りの既存アニメキャラだったり、理想の仮想人格のキャラクターだったり、誰と会話を楽しむのかはその人しだい。

更にその発展系として、家族のもう一人として空気を和ませる存在のキャラクターがあるとうれしい。

気まずい時に一言つないでくれたら、空気は一変することも多々ある。

もう一つ、音声インタフェースがもたらす創造的時間は学習面だろう。

音声翻訳機能の精度が今後飛躍的に進化すると、外国語の扱いが劇的に変化する可能性がある。

研究者は別として、一般人が何年も時間をかけて外国語を学ぶ必要性さえなくなる。

学ばなくてもどこでも機械が学んで自動でやってくれるのだから。

また、本を読むという行為自体が劇的に変わる可能性がある。

疲れている時、難しい本を読むのは辛い。本を手に持てない満員電車で本を読むことはできない。

しかし、音声読み上げ機能があれば、これらの課題は大きく改善するはずだ。


また、現状の各社のAI音声対話スピーカーは、無機質なデザインが主流だか、今後キャラクターとそのデザイン性が求められていくのだろう。

ゲーム、遊園地、カラオケ、パチンコ、ホテル空間、様々なグッズなど、機能の上にキャラクターとその世界観がかぶさることで商品・サービスの価値が高まった例は、枚挙にいとまがない。

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著者 ”さぐりん”の紹介

十代の一人娘と子猫と暮らすという、レア人種のアラフィフ男子。 ユニークな遊び体験やコンテンツ作品の背景にある社会や人の本質について、感じ、考えたことを発信しています。

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