「心が叫びたがってるんだ。」のこころ動かされるシーンとは 

昨年9月劇場公開のこのアニメ。ようやく観ることができた。心をこれでもかと揺さぶってくる作品だった。冒頭のラブホのシーンでいきなり心が痛む。更に追い討ちをかけるような母親の言葉、父親の言葉。心がまた痛む。秩父を舞台とした美しい自然描写が心を別のベクトルにもっていく。両親の離婚の引き金となった自らの発言のトラウマから声を出せなくなった少女の姿に心がまた痛む。野球部員同士の啀み合いに、心が痛む。一転、ピ...
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未来という不安の物語「アイリウム」 

1話完結のコミック、「アイリウム」。映画監督を目指し、作品入賞にあこがれるもその日暮らしが精一杯の若者が主人公の話から始まる。うだつのあがらない生活が続くある日、彼女からそれとなく別れを切り出される。そして知人を訪ね、親友の結婚式と重なる同窓会で皆に顔を会わせるのがつらいことを打ち明ける。そこで知人から「アイリウム」という一定の未来の日まで記憶を失った状態でたどり着ける薬を勧められる。この薬を飲め...
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昔と今、今と未来〜20年間ぐらいでのテクノロジーの進化による生活への恩恵 

ゼロ年代以降、ブロードバンドが普及、更に2010年代以降のモバイル端末の普及により、ライフスタイルは本当に大きく変わったと改めて思う。これらからの自分にとっての恩恵ベスト10はこれだ。電車・バス、待ち合わせ場所などで、スマホがあれば、映画、ドラマ、アニメ、ゲーム、漫画、SNS、ニュースなどなんでもあり。移動や待ち時間が苦痛でなくなった。車、徒歩、電車でも、最短経路で道に迷うことなく目的地にたどり着けるよう...
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「重版出来!」の最終話を終えて振り返る 

平均視聴率は8.02%。広告ビジネスとしては失敗だろう。しかし5月のトルネドラマランキングでは第4位と健闘したようだ。また、Twitterでは名言あふれるセリフへの言及が相次いで盛り上がりを見せた。平均視聴率で上回っている「グッドパートナー」(10.7%)と検索数をGoogle Trendで比較すると、「重版出来!」の方が数倍規模で推移していた。この結果をもとにこのドラマの良かった点と、失敗だった点を振り返ってみた。良かった点・...
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「99.9 -刑事専門弁護士-」と「グッドパートナー 無敵の弁護士」 

今クールで人気の二つの弁護士ドラマ。似てるような似てないような。好みも人により分かれるところ。分解するとこのように捉えられる。共通点弁護士が主人公で、主な舞台は弁護士事務所と接見の場。主人公弁護士のパートナーはいずれも女性の弁護士で、ライバル的関係性。物語の主な面白みは、真相追及や立証における謎解きと、道化役や演出などによる笑い要素。基本は1話一事件で展開。サブストーリーとして弁護士の家庭事情が描...
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デッドプールはヒーローなのか? 

日本でもこの好調な滑り出しを見せているこの作品。マーベル映画であり、一応「ヒーロー」として宣伝、紹介されている。しかしこの男、はたしてヒーローと呼んでいいものだろうか。この違和感を検証してみたい。・ヒーローは格好いい 赤のコスチュームで全身を包み、両手に日本刀や拳銃をもち、相手をバッサバッサ倒していく派手なアクロバティックなアクションは格好いい。→判定○・ヒーローは異能力を持ち、強いウルヴァリンのヒ...
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ドラマ「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」から振り返る結婚制度 

今クール、中谷美紀主演ドラマ「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」を見ていて、改めて日本での結婚という制度に思いを馳せた。橘みやびは美容クリニックの院長として社会的に自立し、不自由なく暮らしているが、まわりからのプレッシャーなどから婚活に挑んでいく。クリニックにランチを届けるデリバリースタッフの26歳、橋本諒太郎とひょんなことから急接近するが、母親に紹介しようとする直前に結局ふられる。諒太郎...
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病気だけではない、引きこもり主人公(アニメや漫画)の背景とは 

マンガ、アニメなどのコンテンツの主人公で、昨今引きこもりタイプの若者が描かれることが多い。2016年春クールの人気アニメの一つである「Re:ゼロからはじめる異世界生活」の主人公スバルも、第一話で語られる設定では学校へは登校せずに好きなだけ寝て遊ぶ怠惰な生活を送っている高校生である。セロ年代以降で引きこもり主人公を描いた代表的作品としては、以下の作品があげられる。「サルチネ」:マンガ修行と称して14歳から17...
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