デッドプール2の感想・考察~「心が正しい場所にないのよ」ってどこにあればいいの 

一作目に続いてシリーズ二作目を字幕版で観てきました。冒頭から007のパロディや、引火性物質の入ったドラム缶の上に寝そべった状態で火をつけて自爆するデッドプールが描かれ、おいおいどうなるんだよこの映画とツッコミをいられない展開でした。エンドロールまで見終わって全体を振り返ると、この映画は冒頭のシーン同様、理性的には死をどう考えるか、感情的にはパロディネタを笑うために存在価値があるように思いました。感想...
Read More

アラフィフ男が文豪ストレイドッグス DEAD APPLE 4DX版を観たら、あの澁澤龍彦が、、。 

なぜアラフィフの僕が文スト映画を観たか昨日5/12から公開された映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」の4DX版を8:50から観てきました。この作品は文豪の名を借りたイケメンキャラの異能力バトル作品ということで、今、女子中高生に非常に人気が高いという評判。その評判通り、朝8:50から上映館内は、9割方十代女子と思われる客層でした。2016年に2クールアニメが放送され、2018年3月から映画・漫画へとメディア展開されてい...
Read More

リメンバー・ミーは視聴時ボロ泣き、その後振り返ると印象が変わる 

先月日本でも公開され各所で絶賛されている本作品。最近映画館に行く機会がとれなかったため、ようやく観ることができました。話題作なので、概要紹介は省略させていただき、視聴時に感じたこと、その後振り返って印象が変わった点のみここに書きます。視聴時特に心を動かされたシーンヘクターの曲(リメンバー・ミー)を現生に戻ったミゲルから聴かされ、ココがヘクターを思い出して笑顔を取り戻したシーン泣ける作品の鉄則通り、人...
Read More

坂本龍一のドキュメンタリー映画から聴こえるasyncの意味とは? 

ドキュメンタリー映画「Ryuichi Sakamoto: CODA」を週末観てきました。複数の意味で感慨深い作品です。一つは僕にとって教授こと坂本龍一さんは特別な思い入れがあるからです。思春期に最も好きになった音楽家の一人であり、よくコンサートにも行き、拙いながらも何曲かコピーして自宅で演奏していたことがあります。70年代のYMOでの海外コンサート、80年代の化粧をしていた頃や戦メリで役者として今はなきDavid Bowieと抱擁するシ...
Read More

物議を醸している!? "ワンダーウーマン"は"セーラームーン"なのか? 

米国中心に記録的ヒットとなっている「ワンダーウーマン」。日本でも視聴した人からの評価は非常に高いものの、最終興収はトレンド的に20億円ぐらいの模様です。個人的には主演のガル・ガドットの演じるダイアナの力強さ、純粋さ、凛んとした美しさ、可愛さに魅了されまくりました。前向きのメッセージに最後は自然と涙もこぼれましたね。セーラームーンがやたら引き合いに出されているけどどうなの?物議を醸し出したYouTubeでの...
Read More

増田セバスチャン氏と映画「君の膵臓をたべたい」からみる、自信がもてない僕と君 

先日銀座のアップルストアから徒歩数分先にあるポーラミュージアムに足を運び、きゃりーぱみゅぱみゅの演出で有名な増田セバスチャン氏による展覧会「Point-Rhythm World -モネの小宇宙-」を見てきました。同じ日、今話題の映画「君の膵臓をたべたい」を鑑賞しました。たまたま同じ日に鑑賞したこの二つのものが、自分の中で妙にシンクロしました。増田セバスチャン氏の世界増田セバスチャン氏はこの展示会について次のように語っ...
Read More

”キングコング: 髑髏島の巨神”~東洋と西洋の絶妙なブレンドに浸る 

DVDで観ました。一見、多様な巨大怪獣と人間が戦うシンプルなストーリーのB級映画かと思いきや、西洋人が日本人のアミ二ズム思想をきちんと理解し、それを実際に映画の自然風景や登場する怪獣の造形として初めてうまく描けた作品なのではと思いました。背中が藻に覆われた巨大水牛のようなスケル・バッファローこの水牛、背中に藻が生え、完全に自然の中に溶け込んでおり、おまけにやたらおとなしい。西洋人がこんな牛を描いたこと...
Read More

映画「ナショナル・トレジャー」〜そういえば世の中、謎解きだらけだね 

dTVにて、10年ほど前に劇場公開されたこのディズニー映画を観た。代々宝探しに取り憑かれた一族が、敵に宝を奪われる前に自ら宝の手掛かりとなるものを盗み、謎解きしつつ最後は見事宝を探しあてるお話。展開がスピーディーで、次から次へと宝への手掛かりが現れ、その謎を解いていく中で各地を訪れる。その中での敵との駆け引きも面白さを引き出している。ところで、世の中見渡せば、謎解きだらけだ。目標とルールのもと、リスク...
Read More

男女入れ替わり作品(漫画、映画など)を横断的に分析してみた~共通点と差異点 

今日は6作目の男女入れ替わり作品を加えた横断分析。6作品目はアニメ化もされたあの「悪の華」でも有名な押見先生の漫画、「ぼくは麻里のなか」。 9巻で昨年9月に完結している。厳密にいうと、他の男女入れ替わり5作品と違い、この作品の二人はこころが入れ替わったわけではなく、女の子の別人格としてこの男の子の人格が表出していたことが最終巻で明らかになるのだ。共通要素①物語がはじまるきっかけとして、本人たちも予想しな...
Read More

男女入れ替わりというより、のり移りの映画「想いのこし」 

最近、男女入れ替わりの漫画、映画、ドラマをみてきたが、この「想いのこし」は、男女の身体が入れ替わったような映像が一瞬あるものの、実態は異なる。成仏できないでいる死んだ人の強い想いが、現世の想いを伝えたい相手に通じ、代わりに想いを伝えて肩代わりしてあげている人の姿を死んだ人の姿にみせているというものだ。強い想いは時空を通り越して通じるというメッセージ。系統の異なるこの作品を男女入れ替わり作品の共通要...
Read More